ブランド卵を使用した卵料理専門店の3Dサイネージ制作
client : 糸島ファームハウス UOVO
2023.12
- Work Contents
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制作期間:約4ヶ月
構想の立案から提案
3Dサイネージ映像の制作
ハードウェアの選定・調整
現場設置
- Work Contents
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Director : Kurimoto Yushi
Designer : Kurimoto Yushi
Sales : Mimura Kazuya


- 案件概要
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建築系企業様が展開するブランド卵「天上卵(てんじょうらん)」を使用した卵料理専門店「UOVO(ウォーヴォ)」が、キャナルシティに新店舗をオープンされるにあたり、飲食店向け3Dサイネージ映像の制作をご依頼いただきました。
本プロジェクトは、弊社営業担当の知人であるクリエイターの方からのご紹介によりスタートしました。
お客様は、韓国でご覧になった食品工場のラインを再現したような3D映像演出に感銘を受け、
「自社の飲食ブランドでもこうしたインパクトのある演出を取り入れたい」との想いから、デジタルサイネージ制作の相談をいただきました。
ATQではこれまでにも機械的な演出を取り入れた3Dコンテンツ制作の実績があり、今回もそのノウハウを活かして提案から映像制作までを一貫して担当。初期段階では参考動画をもとに3案を提案し、最終的に“工場モチーフ”をテーマにした演出で制作を進めました。
- 特記事項やこだわり
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アニメーションは自然な流れと視認性を両立
キービジュアルでは、工場のラインで製造されているような、楽しく少しユーモラスな3D映像演出を採用。ブランド卵「天上卵」の魅力を視覚的に伝えるため、黄色を基調に、機械の動きと連動した表現で、店舗の世界観を印象づける構成としました。
ハードウェア面では、横長の3面マルチディスプレイや、2面構成のサイネージ、自立式ディスプレイなど複数の表示形式に対応。
「つながったときの見え方」や「立体的な表示効果」を考慮しながら、ハードウェア会社様とも密に連携し、映像と機材がシームレスに連動する仕組みを構築しました。さらに、設置場所の図面を共有いただいた上で、「引きつける3D」と「伝える2D」の役割を明確に分担。
3D部分では画面全体を使ってダイナミックな動きを展開し、通行人の視線を引きつけ、2D部分ではメニュー表や商品画像を大きく表示し、列に並ぶお客様にも視認しやすい情報設計を実現しました。アニメーションにおいては、動きの自然さや流れのスムーズさを丁寧に調整し、視認性とインパクトの両立を目指しました。